マリンコンパニオンブログトップ

最新情報
メニューカテゴリ
店舗メニュー
     
  マリンコンパニオン トップページ
     
  Yahoo!JAPAN 天気情報
     
  潮時表
     


3月27日は“カツオ釣りに行く”とのことで誠丸は休みの予定でしたが、前日の朝に船頭さんからTELがあり「明日はカツオ行くのんやめたから・・来るかぁ?」で釣行決定です。そういえば吉村氏が船出るんなら金曜日に梶賀行きたい!と言ってたのを思い出し早速連絡すると「じゃあオレも!」で決まりです。深夜0時に橿原を出発し、つり餌吉野で解凍予約しておいたボイル2枚を受け取り梶賀へ。すでに吉村氏は到着しており車中で仮眠中です。こちらも暫し仮眠・・そして4時半に起床。着替えを済ませて事務所へ顔を出し船頭さんに挨拶すると「どこ行くぅ?カガリかぁ?」に吉村氏と一緒に“南”と告げると“了解した”とのこと。5時半に出船し、誠丸はカガリ方面へベタ凪の海をユルユルと走ります。ここで船頭さんから、せっかくやから二人で“東”と“南”に分かれたら・・との提案です。協議の結果、僕がまたもや“南”に上がることになり、“東”に吉村氏、もう一人のお客さんはオペラへ行くことになりました。前回の激荒れから一転し、恐ろしい程の凪です。“一番高いとこ”に釣座を構えます。(僕の最近のお気に入り)潮はどうか?マキエをパラリと際に撒くと右へ流れていきます。次は沖へ撒くと・・何故か左?なんだかよくわかりませんがタックルを組みます。極翔1.7号に道糸・ハリス共に3号でボイルグレ9号を結び、ウキはM-3Bでタナは4ヒロです。まずは磯際から仕掛けを入れてみます。確かに右へと流れていきます。これはイイ潮です!回収するとサシエが綺麗に残っています。次は竿一本沖目に振り込んでマキエを縦横十字に打ちますと今度は左へ左へと結構速い流れに「なんでやっ!」とツッコミます。そしてサシエが盗られています。いつもとは違う妙な流れですが魚っケはあります。今度はもう少し沖目に投入し、マキエを出来るだけ遠投します!といってもボイルオンリーですので限界がありますから、追い風の助けを借りて・・ということです。なじんですぐにウキがスッと引き込まれます。アワすと微妙な手応えです。正体はカワハギでした。食べたら当然美味しい魚ですがリリースなのです。そして沖の左流れではキタマクラが多いようで針がもったいないので際狙いに絞ります。4ヒロでエサが残るので1投ごとに半ヒロずつタナを下げていき、6ヒロになったところでそろそろ根掛かりしそうやな・・と思っているとゆっくりとウキが沈んでいきます。根掛かり?と半信半疑でアワすとギューン!おっ!喰っとる!不意を突かれて竿がノサれてしまい、ダメもとで糸を出して角度を修正し、人差し指がプルプルするくらいブレーキレバーを引きます!(おおげさな表現である)意外にもスーッと浮いてきておやや?と思ったら案の定“左の角”に突っ込んでいきます!「ヤバッ!」と声が出ますが瞬間移動(実際はかなり遅い)で足場を移動して恐ろしい“角”を難なくクリアし(“難”あったでしょ!)安全地帯へ魚を誘導してグイっと浮かせるとやっぱり尾長!タモ入れにモタモタしながらも無事キャッチは42cmでした。「今年はホンマ尾長多いなぁ!」でバッカン投入ブクブクON。傷ついたハリスを張り替えようと仕掛けを見たら道糸も結構ザコザコです。5メートルほどカットして仕掛けをしなおします。ウキ下を5ヒロに上げて再開です。際伝いだけ右に流れるのは足下左の角から発生する可愛いサラシのせいで、表面だけ右向きに滑ってるだけか?一旦右に流れたハズのボイルがしばらくすると目の前の深いところを左に流れていきますから・・狙いどころを検討した結果、右に10mの“禁断の根”の上にマキエを入れて、そのはらい出しを利用して根の先端の底に届けるイメージです。仕掛けは根の沖側に振り込んで、表面の右流れと交わる地点でアタリを待つ・・みたいな。そして数投目にパターン?がハマり、シモっていくウキが加速!そして竿にドン!竿を寝かせてアワセをいれ、後は強引に“禁断の根”から引き離します。そしてコイツも足下で“左の角”を回ろうとしますが今度は予知していたので竿を右に倒してかわします。姿をみせたのはまたまた尾長!取り込み成功でバッカンへ投入すると先ほどの奴と同サイズです。ここで“東”の吉村氏が大きく竿をしならせてやり取り中!しばらく見物・・上がってきたのはどうやらマダイです。すぐに電話がかかってきまして「タイ釣れたで!」と吉村氏。「潮はどっち行ってます?」と聞くと「左・・オペラ向いて速いで」と・・やはり今日は“東”の方がエエ感じの潮やな・・まぁ、2枚出たからいいけど・・と、これは独り言。時間はまだ8時です。まだまだイクよ~で再開しますが、この頃から風が強く吹き始めました。最初は北東の風で、その後冷たい北西風に変わります。時折立っていられないくらいの爆風が吹きます!(またこの展開か・・“ぶるー”やわ・・)高い足場からでは釣りになりません。この機会に一服し、海況を伺います。干潮は確か12時頃だったと・・しかも春の大潮回りなのでおもいっきり潮が引きます。波も無いので普段は露出しない磯際の部分があらわです。“チョットだけ高いとこ”の波打ち際ギリギリにバッカンを運び、竿先を海面に近づけ風の影響を最小限に留める作戦です。釣りを再開してしばらくは左にウキが流れていましたが、これは右からの強風で表層流に乗っかっているだけであるのに気付きました!実は潮の流れ・・止まってる?・・どちらかと言えばむしろ“右”に底潮は流れてるみたいな・・これこれ!この潮向きを待ってたんや~!でガン玉の数を増やしウキを沈めて、風上に向いて流される仕掛けに期待感が増してまいりました!しかし流せど暮らせどアタリを貰えません。サシエも“つきっぱ”で「こりゃあ“奥の手”出すでしょ!」と性懲りも無く“禁断の根”を直撃します。今日は立ち位置が前寄りなのでイケソウな気がするが・・掛けた瞬間に左へ行く!と決めて4ヒロから沈めさぐり・・ウキが2ヒロほど入ったところで止めて待つと、水中で揺らぐオレンジ色が一瞬でカッ消えて、その刹那に竿が絞りこまれます!エイサッと左向きにアワセを入れて同時に身体も左へ!接近戦ですから引きが強烈!竿を溜めきると糸がキ~ンと鳴ります。獲れるっ!と自己暗示を掛けて慎重に対処します・・ウキが見えてきたとき“勝った”と思った隙?を衝かれたか・・再びフルパワーで底に突っ込み一瞬ノサれて「アカン!」の“ア”の字を口にする前には竿からテンションが消えてしまいました・・ハリス切れ・・クソッ・・気を取り直し残り時間いっぱい“禁断の根”を狙いましたがサンコが2匹釣れたのみ。サンコは獲れるんですが・・(バラしてる奴もサンコである可能性があること・・忘れちゃなんねえぜ!)1時45分に納竿します。迎えの船に乗り込み船頭さんに“2枚”と申告。“東”の吉村氏はマダイ60センチと40cmオーバーの尾長を2枚!しかも微妙に僕のより型が良いですやん!(何か複雑・・)船頭さんに「4月になったらまた来ます!」と告げて帰りました。(また来週!ってことやね)

 左カガリの東でマダイゲット!の吉村氏

 左掛けたグレが必ず突っ込む左の角

 左40cmオーバーの尾長グレ2枚・・その後バラシぎょーん

 左禁断の根・・僕には修羅の道か・・

スタッフ 高橋

カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記  情報登録日: 2009,03,30, Monday


次の記事 前の記事


DAIWA   SHIMANO   gamakatsu   yahoo!JAPAN 天気情報   潮時表